智者の慮（りょ）は必ず利害を雑（まじ）う 「孫氏」

智者の慮（りょ）は必ず利害を雑（まじ）う　「孫氏」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　メリットとデメリットを秤にかける　　☆


智者は

ことに当たる時

必ずメリットとデメリットを

把握し

その両者を秤にかけ

メリットが勝る場合のみに

ことを実行に移す！

ということでしょう。

まぁ当然といえば当然ですが

凡人は

メリットの方ばかりに気を取られ

デメリットに気を払わない…


物事にはすべて

メリットもデメリットもあります！

その両者をしっかりと秤にかけ

得か損か？を見極めましょう。


諸行無常でございます。

君子の交わりは淡きこと水の如し 「莊子」

君子の交わりは淡きこと水の如し　「莊子」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　付かず離れず　　☆


賢い人は

人付き合いも

付かず離れず

程々の距離感を保ち

安定して

末永く

続けるものである！

恋愛にも

通ずる面が

なきにしもあらずですね。


どんな人間関係も

大切なのは

お互いの距離感を

心地良く保つこと

かもしれません。




諸行無常でございます。

胆（たん）は大ならんことを欲し、心（しん）は小ならんこをと欲す 「近思録」

胆（たん）は大ならんことを欲し、心（しん）は小ならんこをと欲す　「近思録」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　大胆かつ繊細　　☆


繊細さと大胆さを併せ持つ

これが大事を成し遂げるためには

必須！だと…

細かな気配りをしつつ

萎縮せずに行動し続ける！

って感じでしょうか。

簡単ではありませんね～

二人とか三人で

分業すると(笑)

うまくいくかもしれません。

大胆なボスに

繊細な部下を二人

とか

大胆な奥様と

繊細な旦那さんとか。

ですね。(苦笑)



諸行無常でございます。

飽食終日、心を用（もち）うる所なきは、難きかな 「論語」

上善如水　「老子」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　食べて寝てゴロゴロ…　　☆


食べて

寝て

TV観て

ゴロゴロ

してると

バカになる！(苦笑)

今も昔も

楽は人をダメにしてしまう

腑抜けになってしまう…

そう

本来持っている

能力や感覚を

際限なく鈍くしてしまう！

ということでしょう。


メールやtwitterとったところで

「楽して儲ける！」うまい話(苦笑)

の誘いが頻繁に届く昨今ですが

楽して儲けると

人は人でなくなる…

まさに

人でなし(笑)ってやつに

なってしまう！かもしれません。




諸行無常でございます。

上善如水 「老子」

上善如水　「老子」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　「水」を見習う　　☆


「水」は器に合わせて

自分の姿形を変え

状況に応じて

液体から固体へ気体へも

変化します。


「水」は変幻自在で

柔軟性に富

流れに身を任せ

実体を持たないように

無常です！



諸行無常でございます。

懐（かい）と安とは実に名を敗（やぶ）る 「左伝」

懐（かい）と安とは実に名を敗（やぶ）る　「左伝」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　安定安泰は「毒」　　☆


意外や意外

私達人間にとって

一番の敵は

安定と安泰です！

程よい危機感

程よい飢餓感

この先の不安感が

生命力を高め

感覚を鋭敏に

活性化させてくれます。


個人レベルでみると

なかなか見えてきませんが

企業レベルでは

昨今話題の

「東芝」もこの

一例かもしれませんね。

過去に遡れば

数多の「安定企業」が

まさかの没落を経験しています。



諸行無常でございます。

功の嵩きはこれ志、業の広さはこれ勤 書経

功の嵩きはこれ志、業の広さはこれ勤　書経

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　目標と地道さ　　☆


高い目標を持ち

一歩一歩進む地道さ。

これさえあれば

鬼に金棒！なんです。

たとえば

ノーベル賞の受賞者は

だいたいこれですね！

長年かけて

大きな研究を成し遂げる！！




諸行無常でございます。

愚公山を移す 「列子」

愚公山を移す　「列子」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　山だって平らにできる　　☆


たとえ山でさえ

せっせと

切り崩し続ければ

孫子の代には

平らにできるという

寓話です！

あらゆる仕事の速さが問われる時代になり

仕事のクオリティーが下がったような気がします。

後々のことまで

しかっかりと考えて

物を創造し

創り上げることに

価値がある！

日本の木造建築は

数千年規模の対応年数を

誇るものも多数ありますが

今世紀に生み出されている

建築物は

何年先まで存在し得るのでしょう…


諸行無常でございます。

積善の家には必ず余慶あり 「易経」

積善の家には必ず余慶あり　「易経」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　善い行いをしよう！　　☆


何が「善い」か？は

その人それぞれで違うものです。

あなたにとって「善い」行いを

日々地道に続けることで

「善い」結果が

あなたの元へ

巡り巡って

積り重なって

帰ってきます！

この世界は至ってシンプル。

与えたものが

与えられる！

奪ったものが

奪われる！

さてさて

あなたはどう生きますか？


諸行無常でございます。

好死は悪活に如かず 「通俗編」

好死は悪活に如かず　「通俗編」

参考図書　中国古典　一日一言　守屋洋　著







☆　ジタバタ生きよう！　　☆


立派な死に方をして何になる？

ジタバタ続きでも

生きようじゃないか！

生きてりゃ

なんとかなる！！


人生というのは

生きてなんぼですから

逃げてもいいし

回り道してもいいし

休んでもいいし

引き返しても良いから

生命を全うしましょう！


諸行無常でございます。